放射線ホルミシス効果とは

放射線ホルミシス効果とは、生命科学の世界的権威であるトーマス・D・ラッキー博士にって提唱された理論で、
高い濃度の放射線を長時間浴びれば人体に害悪となるが、それが低い濃度の放射線であれば、逆に以下のような人体に有用な作用をもたらすといわれるものです。

  • ガン抑制遺伝子P53の活性化
  • 活性酸素の危害を抑え、細胞を守るために細胞内に作り出される抗酸化酵素SOD、GPX、CATの顕著な増加
  • 各種ホルモンの増加
  • 細胞膜に蓄積した過酸化脂質(加齢臭の原因となる脂質。脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことによって生じる「ノネナール」が加齢臭の直接の原因)の減少

 

 

※ 活性酸素とは、酸素分子が「正常な細胞の働きを失わせ、病気や老化の原因になっているとされる化合物」に変化したものの総称。ガン・動脈硬化・糖尿病・白内障といった病気の引き金になったり、シミやシワ、老人性痴呆などの老化現象を引き起していると言われている。